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Krakenが“働きたい職場”として評価される理由

Polly SutcliffeはJETプログラムで来日しました。翻訳者として働いた後、コーディングブートキャンプを通じてキャリアチェンジを行います。現在はKrakenでフロントエンドエンジニアとして、一般ユーザー向けポータルの開発を担当しています。

Photo of Polly Sutcliffe
Polly Sutcliffeさん
のストーリー
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大学で日本語を専攻して卒業したPollyは、JETプログラムに参加し、京都の市役所に配属されました。そこで異文化交流の推進業務に携わります。4年が経ち、新しいことに挑戦したいと考えるようになった彼女は、まず京都で、その後東京でゲーム翻訳の仕事に就きました。

東京での仕事では、開発者と密接に連携しながらゲームのローカライズを行っていました。彼女はこう振り返ります。「UIでフランス語やドイツ語のような長い言語を表示するにはどうすればいいかとか、複数形はどう扱うかとか、そういったことを話し合っていました。開発者と会話をしているうちに、『この人たちのやっていることって、なんだかすごくかっこいいな』って思うようになったんです。」

東京のインターナショナルコミュニティを通じて、コーディングブートキャンプを修了した人たちと出会ったことも転機となりました。彼女は言います。「仕事を辞めて全く別のことに挑戦した人たちの話を聞いて、とても刺激を受けました。一方で私は翻訳の仕事にちょっと疲れてきていて。かなりストレスもありました。ローカライズって、たいてい企業が最後に考えることなんですよね。正直、少しがっかりすることも多くて。『そろそろ変わらなきゃ』と思うようになって、そこからコーディングに興味を持ち始めました。」

最初の一歩として、彼女はコーディングブートキャンプのCode Chrysalisが開催していたイベントに参加しました。「友達が『“WTF is JavaScript”っていうイベントがあるよ』と教えてくれたんです。本当に基礎的な内容で、Google Chromeの開発者コンソールをいじってみる、みたいな感じなんですけど、『うわ、めっちゃ面白い』って思って。そこからFoundationsコースを調べて受講しました。すごく楽しかったです。本当に自分にとっては楽しくて、『よし、仕事を辞めよう』と決めました。Immersiveに応募して、受かって、3ヶ月間フルでやり切りました。ハードでしたけど、楽しかったですね。」

就職活動を始めると、ほどなくして小さなスタートアップから内定を得ました。「2週間くらいで内定をもらいました。私のコホートの中では一番早かったですね。これは多分、典型的なケースじゃないと思います。コホートの多くは就職まで2〜3ヶ月くらいかかっていましたし、中にはもっと時間がかかった人もいました。一番長い人は1年くらいだったと思います。」

“働きたい職場”アワードを受賞していたんです。そんな賞を取った会社って聞いたことがなくて、『ここはきっとすごくいい職場なんだろうな』って思いました。

そのスタートアップは日本在住の外国人をターゲットとしていましたが、コロナ禍で新たな入国者がほとんどいない状況となり、約半年で事業をたたむことになりました。再び転職活動をする中で、彼女はKrakenが日本で開発者を採用していることを知ります。「求人を見たら、スタートアップで使っていた技術スタックととても似ていたんです。自分にもできそうだなと感じました。それに、いちばん惹かれたのが“働きたい職場”のアワードを受賞していると書いてあったことです。そんな賞を取った会社なんて聞いたことがなかったので、『ここはきっとすごくクールな職場なんだろうな』って思いました。」

PollyはフロントエンドエンジニアとしてKrakenに入社し、まもなく日本で事業開始予定のOctopus Energy向けコンシューマーポータルの開発を担当しています。「フロントエンドの好きなところの一つは、ユーザーが実際に目にするものを自分たちが作れることです。Krakenはそういう人にすごく合っていると思います。ただデザインを渡されて、『ピクセルパーフェクトに実装してください』と言われるだけではないんです。私たちはデザイナーととても密に仕事をしますし、自分たちの意見も伝えられます。もし『この見た目はちょっとしっくりこないな』と思ったら、別の案のプロトタイプを作って『これどう思います?』と提案することもできます。本当に双方向のやり取りなんです。『はいこれ、実装して終わり』という感じではありません。そこがすごく気に入っています。とてもクリエイティブなんです。」

彼女のメインはフロントエンドですが、バックエンドのコードに触れることもあります。「Pythonのコードも書きます。例えば、ユーザーがOctopus Energyに切り替えた場合にどれくらいの料金になるか見積もりを出すフローを作っているのですが、その見積もりを作成してフロントエンドに返すPythonのAPIを私たちが書きました。フロントエンド専用の機能であれば、基本的に自分たちで書きます。」

Pollyが一緒に働いている開発者の多くは日本在住で、イギリスのチームメンバーも、日本の勤務時間に合わせて対応してくれています。Krakenではフレックスタイムが導入されており、Pollyはだいたい朝8時半ごろに仕事を始めて、17時半ごろに切り上げています。

典型的な1日としては、午前中にメールやSlackのチェックをしてからチケット対応に入り、午後はチームミーティングや1on1のキャッチアップがあり、他のエンジニアとペアプロをすることもよくあります。

ペアプログラミングは、Krakenでは希望制で行われています。「うちのチームは結構積極的で、多分他のチームよりもペアプロをやりたいと思っている方だと思います。誰かがチケットを終えたら、『このチケット一緒にやりたい人いる?』とチームに声をかけます。スケジュールに余裕がある人がいれば『じゃあ私やるよ』となって、一緒に進めていく感じです。」

上司にいちいち細かく管理されることがないんです。常にベストを尽くして仕事をしていると信頼されていて、その点を疑われることもありません。

Krakenで働くことは、彼女がこれまで働いてきたより伝統的な日本企業とはまるで違う、風通しの良い経験となっています。「上司にいちいち細かく管理されることがないんです。常にベストを尽くして仕事をしていると信頼されていて、その点を疑われることもありません。」

実際、Krakenでの働き方はそれまでの職場とあまりに違うため、驚かされることも多いと言います。「これまでずっと、何をするにも決められたプロセスがあって、『この手順に従って仕事をしてください』という世界で働いてきました。日本企業はそういうやり方をするところが多いですよね。Krakenでは、時々『え、本当にこれでいいの?標準的な手順とか決めなくていいの?』って思うことがあります。でもそれがここのやり方なんです。『ものは壊れるものだし、それで構わない』という前提なんですね。もし何かを壊してしまっても、そのことで責められることはなくて、みんなで一緒に直そうとしてくれます。最初からそういうものだと期待されているので、それでいいんです。社員を信頼している、というところが本当に気に入っています。」

また、Krakenの手厚い休暇制度も彼女のお気に入りです。入社からわずか3ヶ月後に1週間の休暇を取り家族に会いに行きましたが、日本の一般的な会社だと、入社から半年経たないと休みを取らせてもらえないことが多いでしょう。加えて、チームリーダーたちが1週間単位で休暇を取る姿を実際に目にしており、自分が休みを取りづらいと感じたこともないと言います。

日本語を話すのは大好きで、長年ここで暮らしてきた今では自分の一部のようなものです。でも、本音を言うと、母国語の方が双方向のディスカッションはずっとやりやすいですね。

仕事の言語が英語に切り替わったことも、彼女にとってプラスになっています。「社内の共通言語は英語なので、誰とでもすごく話しやすいです。日本語を話すのは大好きで、長年ここで暮らしてきた今では自分の一部のようなものです。でも、本音を言うと、母国語の方が双方向のディスカッションはずっとやりやすいですね。」

さらに、Krakenではエンジニアの学びを後押ししてくれる点も気に入っています。「全く別のチームの人とペアプロしたい、というのも全然OKなんです。その人たちが今何をやっているのかを見ることができます。例えば、バックエンドエンジニアとペアを組むこともできますし、イギリスのフロントエンドチームの誰かとペアを組むこともできます。自分の担当しているタスクとは全く関係なくても問題ありません。エンジニアに教えたり、ナレッジを共有したり、自分たちのやっていることを見せたり、そういう目的で喜んで時間を取ってくれます。」

これまでの経験が素晴らしいだけでなく、Krakenはさらに良い職場にしようと常に努力していると彼女は感じています。「社員のことを本当に大事にしている、という印象を受けます。“office vibe”のサーベイがあって、今どんな気持ちで働いているか、マネージャーとの関わりはどうか、改善の余地があると思うか、といったことを匿名でフィードバックできるんです。どうすればもっと良くできるか、常に模索しているんだと思います。」