この度、TokyoDevは日本語のブログページを新たに公開しました。このページでは、英語を公用語とするエンジニアチームの構築を目指す日本企業をサポートします。私たちの知見が詰まった記事を日本語で公開することが、企業のエンジニア部門のグローバル化支援というTokyoDevのゴールに向かうための第一歩と考えています。チームのグローバル化は、日本国内では獲得が難しくなっている知識や経験が豊富で熱い想いをもったエンジニアとの出会いを増やすチャンスとなります。
メルカリやマネーフォワード、スマートニュース、サイボウズなどの企業はエンジニアチームのグローバル化に成功しています。しかし、そうした日本企業の事例は決して多くありません。成功企業に注目し、海外からのエンジニアを自社でも採用したいと検討している企業は他にもたくさんありますが、それについて具体的で実践的な情報が少ないことが課題となっています。
これまでにTokyoDevは外国籍エンジニアを採用する日本企業をサポートし、多くの成功を見てきました。といっても、そんな企業にはグローバルなエンジニアチームがすでに構築されていることも多く、私たちはすでにあったチームを補強してきたとも言えます。
そこで今後は、新たにグローバルチームの構築を目指したいと考える企業に役立つ情報を日本語でも発信していきたいと考えました。第1弾として公開した記事は下記の5記事です。
- 多国籍な開発チームで、マルチプロダクトを開発!事業成長を続けるGiveryの海外エンジニア採用の秘訣 (髙木早弥奈)
- 多様性のあるエンジニアチームを作る5つのメリット (髙木早弥奈)
- 外国籍エンジニアを雇用する際のビザ申請手続き(木本惠子)
- 外国籍エンジニアを採用する企業の3つのパターン(髙木早弥奈)
- 日本で働く外国籍エンジニアの給与はいくら?(マクマホン・ポール)
- 女性エンジニアをチームに採用するための4ステップ (キルザー・アン)
上記のようなブログ記事に加えて、関心がある企業を今後はTokyoDevの髙木早弥奈が直接サポートします。髙木は日本企業における外国籍エンジニアの採用支援に5年間従事しています。企業の課題と強みを見極め、各企業に適したサポートの提供を得意としています。約1年前に髙木がTokyoDevに加入したことで、日本語でのサポート体制を強化できることになりました。興味がある方は[email protected]までご連絡ください。
日本企業のグローバル化は、日本語よりもCやPython、Rubyなどの言語に流暢な様々な国籍のソフトウェアエンジニアにとって就業・転職のチャンスが増えることを意味します。そしてそれは、TokyoDevに登録する8,500人以上のエンジニアたちに新しい機会を提供することにもつながります。
なにより、これまで20年近くの間、私自身が「ホーム」と呼んできた日本という国の経済に貢献できる可能性もあると考えると、この新しい取り組みのスタートを非常に嬉しく思っています。